なんかメンがヘラっている勢いで、彼のことを少し書いてみようと思う。
彼と知り合ったのはかれこれ十数年前、とあるブログサービスだった。
彼も私もブログを書いていて、所属のカテゴリが、たまたま同じところにいた。
私は大学生で、彼は中学生だった。
(この一文だけ見るとなんか犯罪っぽい)
始めはあしあとをつけたり、あしあとをみかけたり、していて、そのうちコメントを書くようになり、そうして数年後、お互いの作品を交換した。
交換した作品は、私が初めて出版社に投稿した原稿だ。
26くらいじゃなかったかな。そのとき。
私にとって小説を書いてひとに送ったのは彼が初めてで、他人に批評してもらったのも彼が初めてだった。
ボロカスに言われたのを覚えている←
作品交換して、年賀状を書いて、メールで話すようになり、27くらいのときにスカイプを始めた。
声だけで。
まあ、電話ですね。
実際に会ったのは、さらに2年後の29のときだ。
彼は7つ下なので、22歳だった。
その彼が今年29歳。
付き合って7年目。
よく続いているな、と思う。
よく私につきあってられるなあ、とときどき感心してしまう。
統合失調症の前はうつ病と診断されていた。
薬も今よりもっと多くて、花粉の時期なんかは一日に15錠くらいの薬を飲んでいた。
そりゃ、体もしんどいわな。
母親から虐待もどきみたいな扱いを受けていて、圧力をかけられて主治医に言わず勝手に断薬して、統合失調症になった。
母が亡くなってしばらく経つけど、本当に死んでくれてありがとうございます。
人生のボーナスステージはいりましたか、神様。
あとは余生は短くお願いします、って思ってしまう。
私が死にたいっていうと、彼は嫌がる。
もったいないよ、せっかく頑張っているのにって。
でも彼は、自分は死ななければならない人間だ、と言う。
そうして、私が反論すると、
違うよ、死にたいとは言ってないし、死ぬとは言ってない、と言う。
どこが違うの?と聞くと
全然違うよ、と言う。
彼の言いたいことはたまによく汲み取れない。
ちなみに彼のボケは高度すぎて、ツッコめない。
バカなので、もっとわかりやすくお願いします。
あいしてるよ。