彼と一緒に暮す日
8月に彼に「家においで」と言われて、うだうだ悩んでいたのですが。
憑き物がとれたように、スパーンと、じゃあ、そっちに行きます、と決意しました。
この重かった雲みたいなものがとれて、今は晴れやかな気分でいます。
といっても実行するのは約一年後
仕事との兼ね合いで実行するのは来年の夏。
父にはまだ言えてませんが、言えたら言う、言えなかったらそのまま家を出ることは決めています。
その前に転居に必要なことを調べて、下準備をしておかないといけません。
コロナでずっと会えなかった一年
彼に直に対面で会ったのは、今年のお正月。
そこからコロナ騒ぎが始まって、結局今まで会えませんでした。
ずっと、ずっと会いたかったし、彼も不安定になっていて、喧嘩になることもしばしば。
このままじゃいけない、と彼が彼の両親にかけあってくれて、一緒に住んでも良いことになりました。
ありがたいと思う反面、こんな夢みたいなことが起こっていいのかな?なんて思っています。
彼と生きていく覚悟が足りなかった
8月に話を受けて、すぐに行動していれば、年末までには一緒に暮らせていたかもしれません。
でも私は実行に移せなかったんです。
彼のことをごちゃごちゃ書いたのだけど、思うところがあって削除しました。
結局、私は彼のことが大好きなので、それが一番大事ということで。
出会って15年、つきあって7年
今年の11月でつきあって8年目に突入します。
私は統合失調症です。
今でこそ、寛解に近い、という状態なのでしょうが、
(幻聴はありますが、受け流せることが多いです)
以前は、急性期と停滞期を短いスパンで繰り返して、精神はズタボロな状態でした。
そんな状態で、フルタイムで働いていたのですが、それを支えてくれたのが、彼の存在でした。
毎日のテレビ電話で、私がきいた幻聴に怒ってくれ、否定をしてくれました。
暗闇が怖い夜も、母が亡くなった夜も、ひとりの夜も、彼が毎日、私が眠りに落ちるまで、電話をつないでてくれました。
普通の人じゃできない助けをもって、私は仕事を続けることができました。
以前勤めていた職場でいじめにあって自殺を数回試みたときも、彼がめちゃくちゃ怒ってくれました。
彼がいなかったら、今日の私はここにはいない。
でも、私は移住するのが怖かったんです。
何が怖かったのか。
父に殴られるんじゃないか(うちの父はDVです)、自分の判断が間違っているんじゃないか、うまくいかないんじゃないか。
ずっと考えていたのですが、今日、すっと答えがわかりました。
自分で考えて起こした行動の責任をとる、ということが怖かったんです、私。
ずっと自己否定をつづけてきた
ずっと自分に自信が持てないままでした。
自分の判断も自信が持てないままでした。
親のせいにしてしまえばそれまでなのですが、
「おまえはできない子、だめな子」
という強迫観念を植え付けられ、ずっと否定され続けてきた人生でした。
だから、今度も失敗するんじゃないか、ずっと親に飼いならされたペットのまま、一生を終えるのかと思ったらぞっとしましたが、他に生きるすべはありませんでした。
でも、私も今では外で働けますし、行政の助けを受けられることも知っています。
だから、自分の判断を信じて、進んでみよう、と思ったのです。
そんなわけで
いろいろ課題は山積みですが、とりあえずまた一歩進みました。
さて、残りの期間はお仕事もりもりします。
それでは、みなさま、よい夜を!